コーポレートブログ - ニーバーオフィス

高齢者。「気づいてもらえる」ことを、無意識に待っている人たち。

time 2021/03/05

 

最近、とある人のSNSを見た。

 

 

とある人とは、全然知らない誰かではなく、今も今後も付き合いはないであろう、すでに過去の人のことだ。

 

 

まだ症状は治っていないようだ。

 

症状とは自律神経失調症から来る、世間的には心の病と言われているあれだ。

 

ホントは心の病ではなく、れきとした脳の問題であるのだが、ここではそれはよしとしよう。

 

 

 

更新されているSNSを見れば、一見、毎日が楽しそうである。

 

しかしそれは非リア充というやつだ。なんだ、もうこれは死語になっているのか。

 

 

私を含めた、彼女を知っている人からすれば、楽しげな投稿の中に「おや」と感じるものがある。

 

やっぱり治っていないのかと、落胆ではないがあまりいい気持ちにはならない。

 

「あーあ」である。

 

 

ともあれ、一つ、重要なことに気が付いた。

 

楽し気な投稿だと感じている人もいれば、私のように「おや」と気づいた人もいる。

 

前者が多くなればなるほど、彼女は孤立を深める。

 

後者が多くなればなるほど、症状を緩和させるお手伝いをしてもらえる可能性が高くなる。

 

 

しかし、彼女自身は無意識で前者を増やそうとしてしまっている。

 

 

「気づいてもらえる」ことで、その人は助かる。

 

 

高齢者がそうだ。

 

「気づいてもらえる」ことを、無意識に待っている人たち。私は高齢者のことをこう思う。

 

むろん、気づくのは息子であり、娘であり、孫であり、その人を大切に想う人すべてが当てはまる。

 

私たちは、気づかなければならない。

 

いずれは自分も無意識的に気づいてもらいたくなるのだから。

 

高齢者 介護 見守りサービス

 

 

 

 

はい、というわけで、今回は小説口調でお届けしました。

 

要は当社の介護サービスの紹介です。

 

 

前段は架空ですが、大真面目にお伝えしています。

 

何か少しでも感じ取っていただけたら嬉しいなあと思います。