コーポレートブログ - ニーバーオフィス

映像テロップ用の翻訳は難しいですよ~デザイナーさん向け~

time 2019/02/11

 
最近、とても興味深いと言いますか、珍しいお問い合わせをいただきました。
 
映像のテロップ用の翻訳(英語)なのですが、それ自体は珍しいご依頼ではなく、大学の研究者の方や法人を中心によくご依頼をいただきます。
 
珍しいのはその依頼者様のクライアント様です。
 
依頼者様はいわゆる映像のデザイナーさん。
そして、その映像のデザイナーさんのクライアントがYouTuberだったんです。
 
YouTuberと聞くと、あまりポジティブなイメージでないのは、私だけではないはずですが(笑)、なんでも、依頼者様によりますと、そのクライアントが作った映像を海外向けにするため、英語のテロップを入れて欲しいというご要望をいただいたそうです。
 
そして、私どもに英語の表現づくりの役割が回ってきました(嬉)
しかしながら、繁忙期であったため、スケジュールの面で依頼者様のご要望にお応えすることができず、泣く泣くお断りをさせていただきました。依頼者様には申し訳ないことをしました。
 
 
YouTuberという職業や彼らが作るもののことは分かりませんが、ものづくりのプラットフォームがたくさんあるというのは、言い換えれば、楽しさのフィールドがたくさんあるということですので、その意味で「YouTube」の存在価値は今のところ大きいのではないかなあと思います。
 
 
そういえば、テロップ用の翻訳って、思いのほか難しいんです。
 
と言いますのも、その場面が映し出されているときに、特定の文言をテロップとして表示させることになりますので、極めて簡潔に、短く表現する必要があるためです。
 
なかには、ほぼほぼ原文(日本語)に「かすった」くらいの英語表現をするときもありますし、翻訳の域を越えた仕事かなあと思います。
 
弊社はもともと、日本語原稿の精緻な表現をする業務(スピーチなど)から入っている原稿作成会社で、得意とするところですが、表現は感覚的なところがあるため、弊社にお任せをいただく必要があります。
 
そういう意味では、弊社にお任せをいただける依頼者様か、あるいは、頭の中にあるイメージをしっかり言語化してお伝えいただける依頼者様にとっては、弊社の翻訳サービスが有用ではないかなあと思っています。
 
 
映像の翻訳を承っています。
https://www.tiners-p.com/